江古田の空より愛をこめて~環便り

昭和の風情が残る街、六畳一間的な空気感が魅力の江古田にある、和雑貨屋の店主のブログです。江古田に遊びに来て下さい。

自分で描く、ガラス風鈴

営業中。

風鈴や短冊に、自分で色を付けられる無地のもの、3つだけ入荷してます。

 

f:id:wazakka:20190613143524j:plain

アクリル絵の具(不透明)か油性マジック(透明感あり透ける)でオリジナル風鈴作って楽しんでくださいね。

 

(小学生の夏休みの宿題、こういうのありかもしれません)

 

画像の風鈴は、花札をもじってフォトショで書いてみたものです。わやわやですが、イメージは伝わるのではないでしょうか?

 

これを書くに辺り、ググったところ、松の花札の赤タンに書かれているのは「あかよろし」と書いてあるんですって。

 

私はずっと「あめよろし」と思っていました。

 

お客様のお母様が書道家で、普段は古書筆文字読解の学芸員やってる方がいますが、歴史的変遷・変化の知識があるから、読み下し、今の言葉へと読解していける訳ですね(いろんな専門職ありますねー

 

文字に関わらず、過去から続いてきたものには全て言えることかと。

受験用の暗記する歴史は、どうして暗記が必要な事柄なのかさえイミフでしたが、過去から現在へ線がつながっている歴史は、因果と結果、自分なりに考察して意味を汲むことが出来るから、楽しいし、意味ある勉強だと思います。

 

先人が、文化文明哲学もなく権力争いしてたと思うなかれ。試行錯誤が、そこにはちゃんとあります。

 

過去から断絶せず続いている物事、事象は、過去をちゃんと知った上で、今を議論しないと意味が無い。

 

そして合間に、「あめよろし」が「あかよろし」だったなんて見つけては、「そーだったんだー!」と楽しい気分にもなれますしね。

 

店主、相変わらず「昔ながら」に疑問を持って調べて正否を探したり、その過程で豆知識みつけてほくそ笑む日々です。