江古田の空より愛をこめて~環便り

昭和の風情が残る街、六畳一間的な空気感が魅力の江古田にある、和雑貨屋の店主のブログです。江古田に遊びに来て下さい。

家に人を入れたくない!

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HPブログを更新しました「家に人を入れたくない!」
https://goo.gl/8N96Cj 

この間の雪の辺りに凍ったベランダの外水道の蛇口を交換しました。これが案外簡単だったので良かったのですが、そこに至る前のぐずぐずした時間が我ながら無駄な時間に思えました。

業者さんに頼むと家の中を通らせないといけない→他人にこの空間を見せるのが恥ずかしい~どうしよう~とモヤモヤする。つまり、普段から掃除しなさいよ、ちゃんと、というお話なんですけどね。

女の子の健やかな成長を願う、小さな雛飾り

お雛様、駆け込みで投稿。
実は、投稿したつもりで忘れていおりました~

50にもなると、「1年あっという間よね~」と年末に交わす言葉に実感の重みがずっしり込められるお年頃。ひな祭りの件も、1月には陳列を始めていたから、とっくに投稿したつもりでおりました(今日の言いたいことは、これが一番かもしれません 大笑

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環では「小さいお雛様」をいくつか取り揃えております。

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●一番人気は、やはりまゆ玉人形のお雛様。
ぼんぼりに金屏風、親王台。
小道具がなかなか良く出来ていてかわいいもので、子どものためにというよりは、大人の女性が自分のためにお迎えする感じ。小さきものを愛でる女性にはたまらないのですよ。

●美彩さんの木彫りのお雛様
●のごみ人形のお雛様
石巻で被災され、現在練馬区在住の90代のふじ子さんが作るうさぎ雛。

お心にかなうお雛様がございましたら、どうぞお迎えなさってくださいね。
通販→https://goo.gl/vg1ohQ

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以下、以前にも投稿しました「親王台」についての豆知識。
お時間あれば、読んでみてください。

みなさん、お内裏様やお雛様が座っていらっしゃる台の名称を「親王台」と言います。(玉台とも言うようです)

この親王台には、色鮮やかな畳へりがついておりますが、繧繝(うんげん)という、同色系の色の濃淡を並べる彩色技法を用いておりまして、繧繝縁(うんげんへり)は高貴な方しか使えない模様だったそうです。

同色系が並ぶ色合いは、月と太陽の周りに輝く光や、光を浴びてたなびく雲の色を表した彩色技法で、作り易いどころか、当時はそれだけの色のバリエーションを用意することが大変だったのが分かっている方からすると、垂涎の色柄だったということですね。

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「あかりをつけましょぼんぼりに~」という歌のおかげで、お内裏様は男雛、お雛様は女雛と思い込んでおりましたが、お内裏様もお雛様もお二人を表しており、性別を表現する意味合いは無いそうですよ。

通販→https://goo.gl/vg1ohQ

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和の心を贈る、伝統工芸と和雑貨の店
「暮らしを美しむ小道具の店 環」
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美味しい餃子を焼きたいなら、鉄鍋を使えば間違いなし

本日は休店日。
普段できないアレやコレやを楽しむひと時(有意義です~

そして・・・
今更なんですが、グーグルトレンド見たら、バレンタインデーが上位に。

あれ??うち、今日みたいな日は、休店日とか言ってのんびり休んでいてはいけない日だったような気がしてきた・・・@すでに夜(笑

今夜は、久し振りに餃子の日。

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フライパンでは焼き損じることも多かったのですが、鋳物の重たい鉄鍋で焼くと焦げ付きもないし、皮はパリッと美味しい焦げ目&もっちりな食感に焼けて大満足。

私の推察なのですが、私が手持ちのフライパンで失敗するのは地金が薄いせいで、直火の網焼きをやっているようなものだから(餃子には合わないだけで他の料理には適している道具

鋳物鍋は、熱の周り方が違うと思います。
そして、ウワサと違って鉄鍋は焦げません。

というか、焦げそうなら火加減しましょう(料理の基本

たまのチョコレートもいいですが、毎日の食事を美味しく作れると気分上がりますからね、鉄分補給と女子力UPに鉄鍋おすすめですよ。

通販→https://goo.gl/ZKYVk9

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【値上がり前キャンペーン】癒やしの音「花のりん」 予約受付け開始

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本日は、久し振りの「花のりん」
3月20日までにご予約いただきますと、
割引販売いたしますよというお知らせ。

通販→https://goo.gl/5yFtJC
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「花のりん」は小振りのおりんで、
本来は手乗り風鈴というコンセプト。
リンクからHPへ飛んでいただくと、
動画で形と音色の違いをご確認いただけます。

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好きな場所へ持ち運べるサイズ。
バッグに入れてもかさばりません。
澄んだ音色を、行く先々で楽しめる「おりん」

なんですけど、
環でお買い求めされる方の99%は、
「お仏壇」へ収めていらっしゃいます。

今どきの都市部の住宅事情だと、
仏壇らしいしつらえをされている方は少数派なので、
仏具らしからぬ小さなおりんを探し求めている方は
年々増えている印象。

ご覧の通り、とても繊細な形をしております。
鋳物ですが、磨き作業は手作業。

機械では、この繊細な凹凸を磨き落としてしまうので、
このおりんに関しては、熟練工と呼ばれる
高齢の職人が今も現役で担当しているそうです。

諸事情あって、4月から10%ちょっと値上がりします。
本日、最後の店頭在庫も売り切れましたので、
値上がり前の駆け込み仕入れをする予定です。

3月20日までにご予約いただいた分は、
8%割引いたします。

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営業担当氏と、熟練工が〇〇する~というと、職人礼賛的には美談ですが、角度を変えると「高齢者を汗水流れる高温の作業場でこき使っているブラック企業」ですね、なんて大笑いしたことがあります。

でも、その方でなければ出来ない手先の仕事。本当にありがたいことです。

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【個人商店あるある】常連さんほど使われる

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HPブログを更新いたしました。
「常連さんほど使われる」
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常連さんは大事にされるというのは、
幻想かもしれませんよ(黒笑

うちの店に限らず、江古田の個人商店あるある。
でも裏には、信頼と愛ある関係がありますから!

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七宝焼~明治時代に短期間に世界最高レベルに達した工芸

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七宝焼と聞くと、思い浮かぶのが「勲章」
何故、そこで勲章が浮かぶかと言えば、「ベルばら」と「宝塚」のせい。

オンタイムで連載を見ていた世代なら、あの世界観に熱中していた友達が少なからずいたはずです。そして、そういう友達が見せてくれたパンフレットを見て、勲章の「工芸的な美しさ」に捕らわれてしまいました。どうやったらこんな美しいものが作れるのだろうかと、飽きることなく見つめたものです。

七宝焼の魅力といえば、ガラス質の釉薬、エナメルの艶感、透明感。
かつ、その色や艶は、時を超えて「色褪せることのない」もの。

七宝焼は、金属の素地に釉薬を塗り、焼成して作られます。
いろんな形状のもの、いろんなサイズのものが、いろんな色彩で作れます。

宝石は、原石次第でサイズも形も制限がありますが、
そういう制限を取っ払いで、宝石のような美しさを表現できるのが七宝焼

仏教(法華経)の七宝(金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、玫瑰)のように美しいものなので「七宝焼」と呼ばれるようになったという説があります。

この七宝焼、日本には中国~朝鮮を経て奈良時代に渡来。
ところが、七宝焼はなかなか世間一般に広まりませんでした。

明治になって、開国して外貨が必要だった頃。
外貨獲得になる交易品の企画開発が重要視された時期、オランダ船が七宝焼をたくさん積んでいることに目をつけて、海外ニーズが高いならばと、日本での研究や技術開発が進みました。

日本の金工職人の技術の高さと美意識が相まって、「短期間で」「世界最高レベル」の工芸に発達したのが日本での七宝焼

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<作家紹介>
萩野正子さん。金沢市工芸協会会員。北陸金沢で創作活動を続けていらっしゃいましたが、この度転居されて関東住民に。これまで数々の展覧会に出品、入賞。浜松市芸術祭展最高賞、北国女流美術展最高賞など。
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色褪せることのない七宝の美しさ。
楽しんでいただけたらと思います。

通販→https://goo.gl/VrFsgX

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